第二十六話 〜悟飯、敗れる〜

前回、悟飯は、超サイヤ人5と覚醒し、ザイコーを完全消滅させるため、気を溜めていたが、
ザイコーの攻撃を喰らい、溜めていた気が、逃げてしまった。

ザイコー 「フン、だまし討ちをしようと、気を溜めていたのか」
「こざかしい真似を」

ピッコロ 「まずい!溜めていた気を吐き出し、悟飯の気が、小さくなってきている」

悟飯 「(おとうさん・・負けるかもしれません・・・)」
悟飯の額から大粒の汗が垂れ流れる。。。


ピッコロ 「くっ、イチかバチか、いまのうちに」
ピッコロは、ゴテンクスとトランクスを抱き構え、神殿へと向かった。
さらにブロリーも半死状態のベジータを掴み、神殿へ。
それを見て悟飯も、悟空を抱きかかえ、後を追う。

ザイコー 「フン・・いまさら、そいつらを回復させて、どうなる?」

悟飯 「待っていろ!すぐに戻る!!」


神殿へと到着し、悟飯は、悟空を置き、すぐさま、地上へと戻る


デンデが、負傷したみんなを回復させる。

デンデ 「悟空さん、危ないところでした・・。」

悟空 「サンキュー!デンデ!さすがにオラも死ぬ寸前だった。」
「悟飯、超サイヤ人5になれたんか」


悟飯 「待たせたな!」

ザイコー 「おまえも回復させてもらえばよかったじゃないか、ん?」

悟飯 「うるさいっ!!」

悟飯は、ザイコーに殴りかかる
しかし、ザイコーはパンチをかわし、悟飯に蹴りをあびせる。

ザイコー 「同じ超5でも、オレは疲れなどというものを知らぬ。」
「勝負は見えたな」

悟飯 「だまれーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
悟飯は、気を解き放つ!!
悟飯の下の地面が割れ、スパークと稲妻が、悟飯の身体を包む。
そして、超特大のかめはめ波を放つ。
悟飯は、最後の力を振り絞り、賭けに出たのだ。

悟飯 「かぁ〜め〜〜は〜〜め〜〜〜波ぁあああ!!!!!」

ザイコー 「ムダなことを・・・」

ザイコーは、さらに巨大なエナジーボールで、かめはめ波を打ち消し、跳ね返す。

悟飯 「うあああああああっ!!!」

悟飯は、吹き飛ばされ、立つことも出来ない。

パン 「パパっ!!」

悟空 「やべえっ!!!」

ザイコー 「悟飯のガキか・・」

ザイコーはパンの髪を掴む。

パン 「いやああぁあっ!!」

悟空は神殿から地上へと瞬間移動する

悟空 「パンを離せ!!」

ザイコー 「ほう、また、しょうこりもなく復活したか」

悟飯 「・・ぐ・・パンを・・は・なせ・・」

ザイコー 「ハハハハハハハハ!!!」
「きさまらは、成すすべもなく、娘を目の前で、殺されるのだ!!」

悟飯は、全部の気を使い果たし、ザイコーへ魔貫光殺砲を放つ。

悟空 「悟飯!やめろぉ!死んじまうぞ!!」

悟飯は、力ない表情で、微笑む。

魔貫光殺砲はパンをつかんでいたザイコーの腕を貫く。

パンは、地面へと落下し、悟空が、すぐに抱きかかえ離れた。

悟飯 「・・と・・とうさ・・ん・・パンを・・地球を・・・」
「ガクッ」

悟飯は、すでに先のかめはめ波で、全精力を使い果たしていた。
その状態で、自身の命を燃やし魔貫光殺砲を放ったのだ。

パン 「パパ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!」

悟空 「くっ!!(顔をそむける)」

−そのとき、移動していたビーデルは−

ビーデル 「!!!」

ブルマ 「どうしたの、ビーデル?」

ビーデル 「ご・・悟飯くんが・・・・」

−場面は戻る−

悟空 「ザイコー!!きさま・・・!!!」

ナレーション:悟飯は、命をかけ、娘、パンを守り、力尽きた。天津飯、ヤムチャに続き、悟飯
までも死んでしまった。はたして、ザイコーを倒すことは、できるのだろうか?

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